繊細ボーイ③ 教室までの道のり

最初から読みたい方はこちらからどうぞ〜

繊細ボーイ　息子のお話①

このお話は現在進行形なんだけども…

その時の息子の小さな変化や私の感情を記録として、また書きながら残していきたいなと思ったのでブログに書いていこうと思い始めました。

教室までの道のり

校内いろんなところを歩き回れるようになった息子。

でもそんな息子がどうしても行けないところがあって…

それが一年生の教室がある階。

そこは頑なに拒否し続ける息子。

そこへいくと教室に放り込まれて置いていかれる、そういう思いがあるからだと思う。

頑なに拒否し続けていたけど…毎日登校して校内で1時間弱ほど中庭なりで過ごして、担任の先生にお手紙をもらったり、授業でやったプリントなりを受け取ってから帰るパターンを繰り返した。

1週間くらいかな？

ある日、席替えをしたよ！と先生が。

一番後ろで一番仲の良いお友達と隣にしたよ！と。

それ確認しに行ってみる？そのついでに忘れていた給食袋を取りに行こうか！と言って見ると…

教室覗きに行ってみよかな…となった。

私からしたら奇跡的な事…！！！！

あれだけ頑なに拒否していた教室の前に行こうとしている…！！！

ちらっと覗いて教室のお友達の顔も見て確認できた。皆がわらわら〜っと名前を呼んで近づいてきてくれる。

息子は恥ずかしがってすぐに逃げた。

それでも、同じクラスの子達との繋がりがまたできそう…それが私にはすごく嬉しかった。

授業が難しくってついていけなくってもいい。

お友達と一緒に過ごす時間、この子は絶対好きなはず。楽しめる子っていうのを普段、公園で遊んでいる姿を知っているから、そのお友達と過ごす楽しさをもっと知って欲しいなと思っていた。

でもその日、気持ち的にしんどくってほろっと泣いてしまう瞬間もあった息子。

一歩ずつでいいよ、ゆっくりいこう…！！！！